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2008年度救助講習会 報告書
2008年10月21日
技術遭対委員会
2008年度に5回の開催日程でセルフレスキューの講習会を設定し、三浦靖男ガイドに
講師をお願いして講習会を行ってきましたが、先日の10月19日(日)に5回目の
開催を雪彦山で行いましたが、結果は有意義な実践的実技訓練となりました。
すばらしい技術の数々をご教示いただきました。
以下に講習会の報告をします。
第1回講習会
開催日:2008年6月1日(日) 9時30分〜16時30分
開催場所:神戸登山研修所
講習内容:1.ロープについて a.ロープの種類 b.ロープの強度 c.パワーロープについて
d.確保理論
2.ロープの各種結び方について
3.支点の構築
4.吊り降ろしT
5.搬送T
第2回講習会
開催日:2008年7月27日(日) 9時00分〜16時30分
開催場所:神戸登山研修所
講習内容:1.1回目の復習と追加
2.搬送
3.支点の構築
4.懸垂下降の手順と種類
5.吊り上げ
第3回講習会
開催日:2008年8月31日(日) 9時00分〜16時30分
開催場所:神戸登山研修所
講習内容:1.前回までの復習と追加
2.搬送
3.支点の構築
4.仮固定
5.張り込み
第4回講習会
開催日:2008年9月28日(日) 9時00分〜16時30分
開催場所:神戸登山研修所
講習内容:1.前回までの復習と追加
2.搬送
3.ロープの結び方いろいろ
4.自己脱出
5.張り込み(横移動)
第5回講習会
開催日:2008年10月19日(日) 9時00分〜16時30分
開催場所:雪彦山 三峰取り付き付近 地蔵東稜取り付き付近から大曲まで
講習内容: 前回までの集大成とし実践的実技
1.登山道から落ちた登山者を救出する実技講習
1班3人構成で3班に別れそれぞれ登山道から転落した要救を設定
して1/9システムで引き上げ、三峰岩壁基部より、不行沢まで
張り込みシステムを作成して横移動の訓練を行った。
2.午後から地蔵東稜の取り付きに移動して、東稜の2ピッチ目登攀中に
リード者が転落、骨折したとの設定で、東稜1ピッチ目終了点で支点
構築をし吊り降ろしで東稜テラスまで降ろし、テラス内を張り込みにて
横移動。
アプローチの岩稜を東稜テラス下の樹林帯まで吊り降ろしの実技を
行った。
訓練とはいえ良い緊張感を持って取り組み、スムーズに要救を樹林帯
まで降ろせたことは非常に良い経験となった。
3.その後、この樹林帯より2班に分かれ、立木を利用した吊り降ろし
システムで大曲までの搬出訓練をおこなった。
要救を担いで立木利用のブレーキシステムで、要救を止めることなく
スムーズに不行沢出合付近まで降ろした。ここからは、
張り込みシステムを構築し、チロリアンで川を越して対岸へ取り込んだ。
ここまでくれば後は登山道なので要救の前後を援助しつつ
大曲まで搬出した。
4.総括
特殊な道具を使用せず、通常のクライミング道具のみでここまでの
実践的実技訓練が行えた事は参加者全員にとって大きな
経験となったことと思います。
三峰取り付き付近にて講習内容の説明中
訓練設定:上記1の内容
登山道から転落した登山者をクライミング帰りに発見。手持ちの道具
のみで引き上げと搬出を行う。
要救を1/9システムで吊り上げ中

要救を1/9システムで吊り上げ中

要救を横移動の搬出のため張り込み作業中

要救を背負い横移動、搬出中

訓練設定:上記2の内容
東稜の2ピッチ目登攀中に
リード者が転落、骨折したとの設定で、東稜1ピッチ目終了点で支点
構築をし吊り降ろしで東稜テラスまで降ろし、テラス内を張り込みにて
横移動。
アプローチの岩稜を東稜テラス下の樹林帯まで吊り降ろしの実技を
行った。
地蔵東稜テラスにて支点構築中

東稜テラス直下の岩稜部の下り始め

東稜テラス直下の岩稜部の下り始め

樹林帯を降ろしてきた後、川をチロリアンで渡すための張り込み作業中

川を渡し終えた後、登山道を大曲まで搬送中

川を渡し終えた後、登山道を大曲まで搬送中

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