兵庫岳連技術遭対委主催 セルフレスキュー講習会の概要




実施日:2008年1月27日



事例 1: マルチピッチのルートを2人パーティーでクライミング中、リードが墜落。負傷して動けない事故を想定。
事例 2: ロープを連結して一度に長い距離をロワーダウン。
事例 3: 上に10mほど上がれば、救出が可能なテラスがある。そこまで負傷者を引き上げる為のライジングシステムを講習。
      以上の事例を想定して行った。


1:救助者が負傷者を担いで懸垂する場合のシステムを講習。
  負傷者を担いで懸垂するため過重がかなりかかる事、途中で救助者が両手を離して作業を行う必要がある事を考えた
 「2ターン」「 オートブロック」のシステムを講習。
  負傷者の担ぎ方は、まず120cmの「テープスリング」で負傷者を背負う方法、その次に「デイジーチェーン」を利用した「振り分け救 助」を行う。

2:「ロープの結び目通過」を講習。連結部を通過させて長い距離を下ろす「ディスタンスブレーキ」。負傷者を背負った救助者を1
  名がロアーダウン。1名が結び目の通過システムを構築。一人で負傷者を担いだ救助者をロアーダウンさせている途中で、
  ロープの結 び目を通過させるために、一時ロアーダウンを停止する際の荷重に耐えるためにはロープを「ターン」させることが重要。

3:ライジングシステム。「1対1のライジングシステム」で引き上げが可能な場合はもっともシンプルかつ早い引き上げ法。それで
  は引き上げることができない場合、3分の1システムを行う。カラビナとスリングのオートブロックでの3分の1システムとプーリー、
  タイブロックを使用しての引き上げを行う。


                               技術・遭難対策委員会

  練習風景

  負傷者を担いで懸垂

  負傷者を担いで懸垂