自 然 観 察 山 行
「主催」:自然保護委員会
「実施日」:08年4月12日
「行事名」:武田尾に櫻守の演習林(桜の園)を訪ねて
「場所」:JR武田尾駅⇒桜の園⇒JR福知山線廃線敷歩道⇒JR生瀬駅
「報告」:絶好の花見日和に恵まれて、水上勉の小説「櫻守」のモデルである笹部新太郎のかっての演習林を訪ねた。
武田尾駅を出て「連理の柿」や花盛りのナシ、ヤマザクラ、オオシマザクラなどを見ながら「桜の園」に向かう。
約40haの「桜の園」は、笹部氏の死後荒れ果てていたのを宝塚市と市民ボランティア団体「桜守の会」が手入れをして
見違えるような「桜の園」に生まれ変わった。樹齢百年を超えるヤマザクラなど約千本の桜やカツラなどの高木が
聳え、桜色の雲がたなびいているような園内を渓流の水音を耳にしながらモミジなど展葉しはじめた木々の緑を
楽しんだ。
園内を一巡の後、昼食を摂り、JR廃線敷歩道を武庫川渓谷の景観を楽しみながらJR生瀬駅まで歩き、解散した。
笹部氏と桜の園
水上勉の小説「櫻守」のモデルである笹部 新太郎(1887〜1978)氏がサクラの品種保存や接木などの研究に使用した広さ約40haの演習林です。存命中は全国から集められたサクラが30種5,000本以上植えられていたと言われています。
園内には、笹部氏が植えたサクラがヤマザクラなど約1000本が残っています。ヤマザクラの他にも様々な品種があり、4月中は花期をずらせながら次々と咲きます。
東灘区にあった笹部邸の跡は、現在「岡本南公園」(通称「櫻守公園」)として市民の憩いの場として利用されています。
(阪急岡本駅から徒歩5分)
また、笹部邸に芽生えたカスミザクラとオオシマザクラ系の交配種は「笹部桜」と名づけられています。
笹部氏が蒐集した桜の関する書画、美術工芸品、書籍などの資料は西宮市の白鹿記念酒造博物館に設けられた「笹部さくら資料室」に保存されています。
観察中の風景