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2009年 日本山岳レスキュー協議会研修会の報告
2009年4月1日
兵庫県山岳連盟技術遭対委員長 一本松文夫
「実施日」:2009年3月28日(土)〜29日(日)
「場所」 :神戸登山研修所
「報告」 :
3月28、29日の二日間、日本山岳レスキュー協議会の研修会が神戸登山研修所にて開催され、群馬、東京、千葉、愛 知、京都、大阪、そして兵庫から約50名が参加して行われました。
研修の内容としては、岩場で滑落し宙吊りになっているとの報を受けたのち、救助隊を編成して、捜索、救助に向かうと いう設定で開始。
5名1パーティーで6チームの救助隊を編成し、各チームが夫々用意した装備を使い救助にあたると云 った形で研修は行われました。
まず遭難現場に行くために登山道を歩くところから開始。実際に登山研修所を出て近くの山に登ってから再び研修所に帰 ると云った課題を設け、そして数ピッチの岩場を行く場面では、人工岩場でフィクッス工作を行い、遭難者のところまで
たどりつく作業を実際に即して各パーティに行ってもらいました。そこから、遭難者を収容し、安定した場所まで引き上げたり、取付きまで降ろしたりする作業ののち登山道を背負って搬送し、車道ないしはヘリコプターに収容できる場所まで
の一連の救助活動を各チームが取り組みました。
その際に必要となる技術として、2万5千分の1地形図の緯度経度情報から現場を特定する作業、数ピッチの岩場でのユ マーリング、ラッペル時のロープの結び目通過、岩場での途中収容、ディスタンスブレーキによる下降時の結び目通過、
振り分けシステム、ライジングでの3分の1や6分の1システムの構築、背負い方、登山道での背負い搬送、等が上げら れますが、そのような技術を現場でどれだけ確実迅速に実行できるかが問われます。
常日頃、レスキュートレーニングにも時間を割り当てて頂きますようお願いします。
28日(土) 開催時の説明
28日(土) 開催時の説明
遭難救助場所までのアプローチとして
設定された登山道へ向かう
アプローチの登山道
アプローチの登山道
結び目通過のラッペル中
振り分けシステムで1次収容
要救を背負った振り分けシステム
ロープを使用した背負い搬送
ロープを使用した背負い搬送
ザックを利用した背負い搬送
背負い搬送
背負い搬送では下写真のようにスリングをセットし、前・後ろ、または
前後ともに必ずサポーターによる確保を行う事
搬送者のサポート用スリングの取付
搬送者のサポート用スリングの取付
1次収容・ライジング用支点構築
1次収容・ライジング用支点構築
ライジングロープを肩からとると救助者
の負担が少なくてすむ

振り分けシステムのセットの基本形
1/6システムでのライジング 救助者の
負担軽減のためロープは肩にセット
1/6システムでのライジング 救助者の
負担軽減のためロープは肩にセット
1/6システムでのライジンク
この形の振り分けシステムは不可
のけぞったら回復不可能となる
必ず上部支点を固定すること
講評
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