自然保護委員会12月事業報告

播磨アルプス 桶居山山塊の岩稜歩き

日 時 令和4年12月4日(日)9:00~13:30

参加者 神戸支部9名(スタッフを含む)、はりま支部15名、合計24名

コース JRひめじ別所~白髭神社~かんざし岩~斉藤山~桶居山~山神社~ひめじ別所駅 (約8㎞)

内 容

 自然と歴史さんぽで、年に一回はりま支部が播磨地方の山をご案内しています。今回は、曇り空の下、播磨アルプスの西部にある桶居山周辺を歩いてきました。

 ひめじ別所駅から西国街道を経由し、大きな岩が鎮座する山並みを眺めながら登山口の白髭神社に到着。神社の裏からいきなりの岩場の急登に皆息が上がりました。低山ながら姫路の市街地、姫路城、瀬戸内海の島々を見渡すことができ、素晴らしい眺めです。深志野からの登山道に合流し、かんざし岩に寄り道しました。周辺の岩場はクライミングのゲレンデになっており、岩に取り付くクライマーの姿も見えました。休憩地点のピークでは、藤崎先生による、この山域の岩質の説明があり、とても勉強になりました。岩稜の美しい稜線や色んな形の大岩が点在し、低山とは思えないダイナミックな景色が広がっています。やがて天に突き上げるような(ちょっと大げさかな?)三角錐の山容の桶居山が見えてきました。山頂での昼食後、滑りやすい急な岩場を下り、高御位山への縦走路から外れ、南の尾根道をとり山神社まで下りてきました。山神社で横穴式石室を見学した後、里山風景を楽しみながらひめじ別所駅まで戻ってきました。

 曇天ながらも暖かく天候にも恵まれ、岩場の急登、岩稜など変化のある山歩きを楽しむことができました。参加者の皆様お疲れさまでした。

                   (自然保護委員 姫路岳友同人会 西本陽子)

              桶居山を背後にした集合写真

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