・参加府県 京都府山岳連盟、大阪府山岳連盟、兵庫県山岳連盟、滋賀県山岳連盟 4府県
・参加者数 27名
・研修概要
1.確保支点構築方法
均等荷重構築の考え方
脆弱支点の均等荷重方法
2.0ピンの設置方法
3.制動確保
制動確保の必要性
4.懸垂下降
・上部側ロープの結索方法
・下部側ロープの結索方法
・ロープセット方法
・ロープの投下について ・する ・しない
・フリクションヒッチのバックアップのセット位置について
・デバイスの上部にセットか
・デバイスの下部にセットか
・現在標準のデバイス下部にオートブロックを設置する方法を指導する。
・ロープセットし懸垂状態構築後のセルフビレイを解除するタイミングとチェック方法
以上の内容を4班に分かれて午前中は検討・討議を行い、午後からは屋外壁にて実技検討を
行った。
前回までは、机上は講習と質疑応答、その後実技と行っていたが、今回はグループ分けを
行い、グループ内で各々検討・討議を行ったため参加者同士の意見交換が活発化して
大変よかったし、好評であった。
今後もこのような活動を通じ、正しい技術取得と指導方法の統一化を進め、減遭難、事故減少に
つなげて行きたいと思います。
西村良信