兵庫県山岳連盟より山岳スポーツ自粛のお願い

兵庫県山岳連盟 広報委員会

「山岳スポーツ自粛のお願い」と緊急事態宣言を受けての対応

兵庫県山岳連盟

会長 古賀英年

新型コロナウイルス感染拡大を押さえ込むため、4月7日「人との接触80%減」を目指し、緊急事態宣言が7都府県発令されました。その後も感染拡大の勢いは衰えず16日には、7都府県だった対象地域を全国に拡大しました。

緊急事態宣言を受け、各地の山開き行事などが相次いで中止になる中、近郊の山では、運動不足解消や自然の中での開放感を求め、以前にも増して山歩きやトレラン愛好者の増加が見られます。ゴールデンウイークを目前に控え、20日には、山岳4団体(公社 日本山岳・スポーツクライミング協会、日本勤労者山岳連盟、公社 日本山岳会、公社 日本山岳ガイド協会)が山岳スポーツ行為を厳に自粛するよう声明文を発信いたしました。既に皆様ご承知とは存じますが以下に声明文を掲載いたしますのでご一読いただきますようお願いいたします。

山岳スポーツ愛好者の皆様へ   新型コロナウイルス感染被害は拡大の一途をたどり、ついに緊急事態宣言対象地域が全国に拡大しました。山小屋の従業員を感染から守り、宿泊登山者の3密による相互感染を防ぐため、多くの山小屋やスポーツクライミング施設の閉鎖が相次いでいます。新型コロナウイルスは、潜伏期間が長い、感染しても自覚症状がでない、一度陰性になっても再度陽性反応がでる感染者が多く見られます。このような潜在的感染媒介者には若年・壮年層が多いのも特徴です。全国民が、外出制限、商業施設の相次ぐ閉鎖あるいは在宅勤務等々、日々逼迫した窮屈な生活を強いられています。このような現況下で、都市を離れ、清浄な空気と自然を求めての登山やクライミング行為は、出先の方々への感染を広め、山岳スポーツ愛好者自身が感染するリスクを高めます。この緊急事態に対処するには、山岳スポーツを愛する皆様の他者への思いやり、そして何よりご自身の感染防御に専心され、事態の収束を見るまで山岳スポーツ行為を厳に自粛していただきますよう山岳四団体としてお願いいたします。山岳スポーツに係わる皆様の緊急事態宣言へのご理解とご協力で、感染症拡大阻止に寄与し、この未曽有の感染危機が一日も早く収束することを願っております。 近々事態が収まり、山で、岩場であるいはスポーツクライミング施設で皆様と再びお会いできる日を楽しみにしております。

平年であれば、山岳スポーツを満喫するには良い季節であることは承知いたしておりますが、自然の中だからといって新型コロナウイルスに感染しない保証はありません。登山地までの公共交通機関、山小屋や休憩所等での3密のリスクもあります。また、狭い山道ですれ違う登山者による感染も考えられます。何より避けなければならないことは、万一、事故や道迷が発生しますと、捜索や救助に関わる方々や医療崩壊の危機にある医療関係者に大変な負担をかける結果になります。この事は絶対に避けなければなりません。山岳スポーツの愛好者一人ひとりが、危機意識を持ち、責任感と自制心と思いやりを持って活動を自粛しこの難局を乗り切るようご協力いただきますようお願いいたします。

本連盟の事業につきましては、既に「兵庫県民体育大会山岳競技会(4月4・5日開催)」「定期総会(4月18日開催)」を延期させて頂いており、他の事業も軒並み延期、中止の対応を取らせていただいております。神戸登山研修所は神戸市からの要請を受け3月3日から5月6日まで閉館しております。

なお、事業の再開及び登山研修所の開館については、コロナ感染拡大の推移を注意深く見極め、段階的に進めていく事が必要であると考えており、事業再開の目処が付き次第、連盟ホームページ・電子メール等で広報させて頂きますので、当面の間、ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。

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