日笠山縦走報告

自然保護委員会 自然歴史散歩 日笠山縦走

◇11月14日(土)

◇集合9:30 山陽電鉄曽根駅

◇解散14:40 JR曽根駅

◇参加者 8名

山陽電鉄主催のハイキングと重なり、集合も道中もたくさんの人と行き交うことになった今回の山行は、天候も良く汗ばむほどで、目当ての兵庫県花ノジギクの最盛期に訪れることができた。春に中止となったコースを秋に振り替え、人数は少ないながらものんびりと秋の散策を楽しめた。

◇ルート 山陽電鉄曽根駅→曽根天満宮→10:35日笠山→10:50北山(夫婦岩)→11:10

馬坂峠→牛谷→一本松山三角点→見晴台12:10~13:00→牛谷―JR曽根駅

山陽電鉄曽根駅を降りると北へ曽根天満宮への参道が続いている。立派な神社へお参りし、今回の山行の安全祈願とそれぞれの自己紹介をして山道へと向かう。天川を渡り緩やかな坂道を登っていくと水道局の配水池があり、回り込むとノジギク園が見えてきた。ここ大塩町のノジギクは故牧野富太郎氏が大正14年に発見し、一時は日本一の群落地だったらしいが、年々その数は減っており、現在は準絶滅危惧種に指定されている。地元のボランティアによる保全活動によって整備されたノジギクは丁度見頃を迎えており、各自写真撮影タイムとなった。また4m近い背丈の皇帝ヒマワリも植えられており、青空に黄色が映えて美しかった。

少し進んだ公園の中に四等三角点がある。標高62m、日笠山の山頂だ。ここはノジギクの他にボタンザクラの名所としても知られていて、春にはお花見に最適だろう。

竹林の縦走路を進むと夫婦岩が現れる。笹に覆われていたがその向こうに高砂の町が見渡せた。そこから下りにさしかかり、山陽ハイキングの方々とすれ違う。かなりの参加者だ。

馬坂峠に出ると段々畑に再びノジギクが咲き誇り、所々キバナノジギクも見られた。明るく開放的なノジギク園で、先の日笠山ノジギク園とはまた違って緑に囲まれ、自然と調和してとても良かった。

山道に戻りコバノタツナミやノコンギク、ホトトギス等を愛でながら大塩山城跡を過ぎる。しばらく休憩のあと牛谷を経て一本松山の見晴台へ。標高136m。春にはコバノミツバツツジが見事だろう。南向きの山頂は展望がよく、遠く瀬戸内の島々まで見渡せた。キラキラ光る海を眺めながら昼食とする。

記念撮影の後、牛谷を経てJR曽根駅へ向かう。今回の山々は標高こそ低いが思いのほか植生が豊かだった。来年度はどんな山へ行きたいか、何の花を見たいかと話しながら歩く。その頃にはコロナ禍も去り、参加の方々も増え、賑やかに山を楽しめるよう願っている。

(自然保護委員  須川 幸枝)

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